少ない費用で販売促進

6.インターネット販促

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インターネット販促

パソコンに携帯電話、これらの情報端末が日常的に使われるようになった現代です。
新聞の購読者数も減少の一途をたどっており、折り込み広告の宣伝力も当然減っていくことでしょう。
今後は情報端末を用いた販売促進を考えないわけにはいきません。
「携帯電話やパソコンは使えない」と言ってはいられません。
ぜひ販売促進に役立てていきましょう。

● Eメール
まずインターネットを用いて販売促進をするならば、お客様のメールアドレスが必要となります。
これまではお名前・住所・電話番号だけだったお客様情報にメールアドレスの項目を加えて、出来るだけ多くのお客様のアドレスを集めましょう。

お客様のメールアドレスを登録できれば、店側からは手軽にお買い得情報やクーポン券、イベントや新商品の案内など様々な情報をメールという形で送信することができます。
メール送信にかかるコストは、折り込みチラシ制作時のコストに比べて、ごくわずかな通信料だけで済み経済的です。
効率の良さ、コミュニケーション力、リアルタイム性など他にもEメールのメリットはたくさんあります。

・ Eメールのメリット
①携帯・パソコンさえあれば始めることができる手軽さ

②新聞の折り込み広告のように不特定多数の客に届くのではなく、特定の客に的を絞って送信することができる
→ 一方的な送信になりづらく、苦情なども比較的少ない。
また反応もはやく得ることが可能

③折り込み広告のように印刷・配布コストが不要
→ メール送信後、反応が少なかったとしてもコスト倒れになるリスクは低い

④リアルタイムでの送信が可能
→ その日の天気・仕入れ状況に応じた情報を送信することができる。広告を作成するには数日前に原稿を作成せねばならず、広告に掲載されたセールなどの実施日当日の実際の商品の入荷状況に合わない商品を広告に掲載してしまう、というリスクを避けることができる

⑤メールの本文画面を会員証代わりに使用したり、これまでのチラシ以外のペーパーアイテムの代わりとして活用することができる

これらのようなメリットがあることから、規模の大小にかかわらずEメールは販売促進の手段として様々な業種で扱われています。
特に小規模な、販売促進に大きなコストを費やすことが難しい店にとっては、工夫次第でローコストで大きな宣伝効果を得ることが期待できる魅力あるツールです。

・ メールチラシのポイント
いくら通信コストはかからない、といっても作成の手間はかかります。
だからこそ効率が良くなければ意味がありませんね。
メールチラシのポイントをご紹介します。

①メールのタイトルに必ず店名を入れましょう!
例えば「○○(店舗名)からのお知らせです」といったように。
件名がただ「激安!」「お得情報です!!」だけではどこから送られてきたのか分からない怪しい迷惑メールと思われてしまい、開封すらしてもらえません。

②文章はわかりやすく簡潔に
企画の内容は、ぱっと読んだだけでも理解できるように簡潔に記載しましょう。
加えてクーポンなどを添付する場合にはその利用方法も。
店の営業時間や場所、電話番号など基本情報も忘れずに。

③送信のタイミングは慎重に考えて
もし数日間開催のセールの案内であれば前日や当日の朝に。
早すぎては忘れられてしまいます。
飲食店でディナーの案内ならば15時以降18時ころまでに。
日中は仕事などで忙しくなかなかメールを見てもらえません。
退社時間近くになったら、送りましょう。
帰りにどこに行こうかな?と思っていたら、メールが来た…
  来店してもらえる絶好のチャンスです。
その日の入荷状況に応じて、当日でないと知らせることができないお得な情報を午前中に知らせる。
これもメールにしかできないお知らせの仕方です。

④特別性・秘匿性を感じさせましょう
「この情報はメールアドレスを登録している方のみにお送りしています」
「このメール画面を店頭にて見せて下さった方にだけサービス!!」
など、メールを受け取った人が特別扱いされているかのような感覚を持つような演出をしましょう。
人は「自分だけ」特別扱いを受けることに優越感を感じるものです。

● メールマガジン
メール、特に携帯電話のメールはあまり長文であると、受け取った側は読みづらくなります。
メールは簡潔であることが求められます。
したがってメールだけでは限られた情報しか伝えることができません。
でももっと商品の良さや、お得な情報、その他お店にまつわる情報をいろいろお知らせしたい…
そんな場合には"電子メールで届く雑誌"、メールマガジンを活用してはいかがでしょうか。

メールマガジンもまた、お客様のメールアドレスさえわかれば発信することができます。
受け取る側のお客様も、読みたければアドレスを登録し、必要なければ登録をしないか登録を解除するかといった選択が可能です。

● メールマガジンで徹底すべきこと
毎週・毎月、決まった間隔で定期的に発信すること。
定期的に届くことでお客様の店に対する信頼感が増します。
そして定期的に届くことが認知されていれば、そこにお得情報を掲載することで、チラシの役目も果たしてくれます。

ただ、定期的に発信するにはその紙面づくりに時間も労力も掛かります。
つい毎週同じような構成になりがちです。
そうなると読む側から見てもマンネリ感が否めない、ということになってしまいます。
ぜひ内容に工夫を凝らして常に読者の興味を引く内容にしてください。
メルマガ読者を店のお得意様にしましょう!!

定期的なメールの認知度が強まれば、号外的なメールマガジンの発信も効果的です。
そこに「今回限り」の有用な情報があれば…
号外発行以降は読む側も何か特別お得な情報が載っているのではないかと注意しながら目を通してくれるようになります。

● HP(ホームページ)
メール・メールマガジンと同様、情報社会となった現代では重要な販売促進のツールです。
もちろんコストは不要、常に店や商品に関わる最新の情報を掲載出来ます。
不特定多数の人に、24時間いつでも「知りたい」と思ったときに見てもらえる便利なツールです。

現代社会では、旅行に行く時、食事に行く時、さらには新しい土地での生活を始める時など、「知らない」ことを調べるのに多くの人が「インターネット」を活用しています。

地元や店の近所の人にとっては、同じ商品やメニューを扱う店であっても、同じような宿泊施設であっても、何らかの基準でどこが美味しいとかきれいとか優劣を知っているかもしれません。
しかし遠く離れた場所からでは、そういった地元の人しか知らないような情報はなかなか得ることができません。
漁港近くの町で、その港でしか水揚げされない魚を食べようと思ったら…
同じような店がたくさんあっても繁盛するのは、HPのある店です。

HPを見た人しか使用できない特典もHP上に掲載されていることが多いです。
「来店時にHPを見た!と言って下さったお客様にはワンドリンクサービス」
「HP上のクーポン券をプリントアウトしてお持ちください」
このような特典があると、お店行く前には必ずHPを見てから、という行動をとるお客様が増えます。
口コミで他の人に伝える時も「HPを見てごらん、お得なクーポンが載っているよ」
と伝えやすくなります。

また、お客様にお店や商品に対する意見をHP上に自由に書き込んでもらうことも可能です。
その意見に対してお店からの反応を書き込むこともできます。
お客様と交流を持つ、双方向のコミュニケーションの場としてもHPは大変便利に活用できます。

メール・メールマガジン・HPは、、折り込み広告のように「一方的に送る」ものと明らかに異なる点があります。
それはお客様とコミュニケーションをとることが容易であるということ。
こちらが発信した情報に対しての意見・要望などが、お客さまからすぐにかえってくるのです。

常に新鮮で正確な情報を、わかりやすく誠意が伝わるように、画面に表現しましょう。

● SEO(検索エンジン最適化)対策
インターネットで何らかの情報を探そうと、あるキーワードを入力して検索すると、そのキーワードの含まれる情報がたくさん羅列されます。当然上位に表示される情報の方が目に留まりやすい、ということになります。
インターネットで検索されやすいキーワードをHPの文章の中に意識してちりばめておく工夫をしましょう。

● リンクをはる
お店独自のHPを立ち上げても、なかなか検索結果の上位には表示されない…こんなことがあるかもしれません。
HPを立ち上げたら、さらに実行したいことが「相互リンクをはること」です。
例えば、とある観光旅館のHPを見てみます。
するとHP上には周辺の観光施設のHPへ接続が可能なリンクがはられていることがよくあります。
旅館に泊まるということは、その周辺を観光することがセットになっていることがほとんどのはずです。
まず、その観光地について調べているうちに旅館のHPにたどりつく、ということはインターネットではよくあることです。
ぜひ自分のお店に関連した施設やお店などにHPが開設されていたら、相互リンクをお願いしてみてください。あらゆる手段で人の目にふれるような努力をしましょう。

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