少ない費用で販売促進

5.口コミ

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口コミ

チラシが入っても見ない、見ても来ない客にコストや時間を費やすより、日頃チラシの有無に関係なく来店してくれる既存客を大切にし、お店のファンになってもらう。
そのお客様が口コミで評判を広め、次の客に店のことを勧めてくれる… そうしてお客が増えていく。
  そうなったら理想的ですね。

● 口コミとは
お客様が自分の知人に対してあなたの店について話をすることです。
ここで、「話すこと」とは、だれもが知っているような「当たり前のこと」ではありません。常識を外れた、他にはなかなかない「すごい」ことでなければなりません。
人は当たり前のことはわざわざ話題にしません。
口コミを発生させるために、何かひとつ「すごい」ことのある店づくりをしましょう。

お客様が、誰かに話したくて話したくて仕方なくなるほどの何かとは…

  • ・商品の品質に対するこだわり
  • ・従業員の働きぶり
  • ・お店の雰囲気

この他にもいろいろな面から「話題にしたくなるすごいこと」を考えてみてください。

ぜひ前述のお店のポリシーやコンセプトがここに反映されるようにしたいものです。

● 口コミは発信しましょう!
口コミは「広まってほしい」と待っていても、勝手に自然発生して広がってはくれません。
あえて自ら積極的に発信した方が広がっていきます。
ぜひ自分から、店から発信して下さい。
お客様が自発的に紹介してくれるのを願って待つより、お店の方から積極的に
「他の人にお店のことを話して下さい」
「新しいお客様を紹介して下さい」
とお願いをしてみるのです。

● 口コミ発信のポイント
ただ、むやみに発信しても簡単に口コミが広まっていくというものでもありません。
ポイントを踏まえて効率よく発信しましょう。
口コミを発信する際のポイントを4つ挙げます。

①発信先選び
すでにお店の常連となって下さったお客様の中に紹介好きな方はいませんか?
お店や商品のファンになってくれたお客様は、他の同じような店にはない魅力をあなたの店や商品に感じて下さっているはずです。
そのようなお客様に紹介をお願いしてみてください。
きっとあなたのお店の良さを具体的に表現して他の人に話してくれます。

他にも、
 他人に対し影響力のある人
 既に過去紹介してくれた人
 紹介されてお客様となってくれた人
このような方々は、口コミを発信してくれる可能性が他の人に比べ高いでしょう。
来店時に、繰り返し紹介をお願いしてみましょう。
丁寧にお願いして下さい。

②話題(伝えたい情報)
商品に対するこだわり、商品やお店の良いところ
何をつたえたいですか?
はっきり伝えることができますか?
伝えたい情報をお客様から直接集めるのも一つの方法です。
お客様の商品に対する率直な意見の中から、商品やお店のアピールをするのに決め言葉になりそうな言葉はないでしょうか?
探してみてください。
某牛丼チェーンの「はやい・安い・うまい」のように簡潔で覚えやすく、かつ人にも伝えやすいキーワードは口コミをより伝わりやすくしてくれます。

③道具(媒体)
②で挙げた伝えたい情報を正確に、忘れずに伝えるためには、リーフレットやカードといったペーパーアイテムを活用することをお勧めします。

・ リーフレット
商品に対する店のこだわり、お茶などでいえばその上手な入れ方を書いたものといったように、伝わってほしい情報をリーフレットにまとめてみましょう。
誰かに話すときに、その情報の信頼性をより確かなものにしてくれます。
お店の「こだわり」に興味を持ってくれる新しいお客様が現れるかもしれません。
リーフレットの隅にクーポン券など掲載しておくと良いでしょう。

・ 名刺サイズのカード
なぜ名刺サイズなのか。
それはお財布に入る大きさだからです。
既存のお客様が良いお店・良い商品だと思っていても、いざというときには思い付かなかったり、忘れてしまったりしている可能性があります。

いつでも持ち歩いているお財布の中に、自分のお気に入りのお店の情報が書かれたカードが入っていたら、自分の友人や知り合いに話そうという時にぱっと取り出し、より確実に店や商品の情報を伝えてもらうことが可能になります。

印刷しておきたい項目は
まず一面には店の住所や営業時間、電話番号など基本情報を。
そして別の面には割引や来店サービスなどのお得な情報を記載してください。

割引サービスなどの特典が得られるカードなら、「いざ使おうという時のために財布にしまっておこう」と思ってもらいやすくなります。

④話題・情報の伝え方
紹介をお願いするときに大事なのは、カードに書かれた特典の内容やカードの出来以上にそのお願いの仕方です。
何の説明もなくただ渡しただけでは印象に残りません。
カードを渡す際には心をこめて「ぜひぜひ自分の店を他の人にも紹介してほしい」とはっきり相手の記憶に残るようにお願いをしましょう。

・ 名刺サイズカードの実例

お客様ご紹介カード

お客様ご紹介カード

※他の面には店の名前や住所・電話番号・営業時間・地図など基本的な情報を記載するのを忘れずに!!

このように特典を付けて積極的に紹介を促す、というのがこのツールのメリットなのですが、一方で紹介して下さったお客様の多くが「それほど紹介特典を意識して新しいお客様を紹介してくれたわけではない」そうです。
お客様が店や商品に信頼や愛着を感じていれば、特典やメリットを考えるまでもなく口コミとして伝わっていくのです。
特典ばかりに力を注いで、「これだけ特典があれば紹介してくれるだろう」と安心してしまわないよう注意して下さい。

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