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4.広告を打たないでお店を知ってもらうには

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広告を打たないでお店を知ってもらうには

チラシが入ったから、通りがかりで、「仕方なく入る」店ではなく、どんな時でも「わざわざ○○を買う、××を食べに行く」ために行く店にするためにはどんな方法があるでしょうか。

● チラシを出さない店
毎日の買い得商品を知らせ、集客を促すチラシ… チラシを出す側は、継続的に出さないと売り上げが落ちるのではないかという不安を抱くようになってきます。
チラシを見る側にとっても、「今日はチラシが無いからお買い得なものはないのだろう」そんな風に思っているかもしれません。
習慣的にチラシを出す店がある一方で、全くチラシを出さない店もあります。
なぜ出さないのかというと、
「常に良い商品をより安く提供するために宣伝に経費はかけない」という店側のポリシーと、
「チラシが入らなくてもあの店に行けば安心して良いものが買える」という客側の間に信頼関係が成り立っている、地元密着、お客様密着の店です。

● 店のポリシーに対して顧客の信頼を得ましょう!
「魚ならあの店」「肉ならあそこ」と自分の店の商品にお客様の信頼を得ることができたら…
お客様に店のファンになってもらいましょう!
そのためには商品はもちろんのこと、お店で接客する人=店員さんにもお店のコンセプト・ポリシーを十分理解したうえで接客してもらいます。
お店の印象付けには看板が有効だと先に挙げましたが、店頭でお客様に直接接するのは「人」。
お店で働く人の印象付けに役立つものとして「名札」「自己紹介シート」「顧客情報カード」を使ってみませんか。

◇ 名札
接客のマナーとして名札を付けている店員さんは多くいます。
ただ、小さな名札に名前を書き入れるだけでは、何の印象にも残りません。
そこで、ちょっと大きめのサイズにして、名前の他に見た人が気になる、ちょっとしたことを書き込めるスペースを増やしてください。
「いつも元気に明るく頑張ります」
「どんな些細なことでもお尋ねください」
など、直接商品とは関係のない、ちょっとしたことでも大丈夫です。
その店員さんと対面した時、お客様がその名札をみて親しみを感じ、安心して、商品のことをもっと詳しく聞いてみよう、この人なら聞き易いかな、と声をかけるきっかけを作ってくれます。

◇ プロフィールシート・自己紹介シート
店頭で初対面の店員さんに商品を売り込まれても、すぐに店員さんのことを信頼する、ということはなかなかできないのではないでしょうか。
氏名、年齢、出身地、特技などなど… 一見商品とは全く関係のない情報であっても、まずは商品を売るその人自身の情報を知らせることで、「話しやすそう」とか「この人なら誠実な対応をしてくれるのではないか」と信頼を得る一歩になります。

自己紹介シートにのせたい項目

  • ・ 名前
  • ・ 出身地
  • ・ 経歴
  • ・ 趣味・特技
  • ・ 接客時に心がけていること
  • ・ 自己PR   など

店で働く人のアピールをしてくれる名札や自己紹介シートをうまく活用して、お店や商品への認知度を高めていきましょう。

◇ 顧客情報カード
店で働く人のアピールばかりでは一方的になってしまいます。
ここでもう一つ大事にしたいのはお客様の情報です。
先に挙げた名札やプロフィールシートでお客様との会話の糸口をつかんだとして、そこでお客様から聞き出したお客様の情報を、個別の顧客情報カードに書き記していきましょう。
店員が複数いる店では顧客情報を共有しやすくなり、接客時に「この前の店員さんと違うからまた一から自分の好みを話さなくてはならない」ということが無くなります。

また、お客様がおっしゃったほんの些細なことを書きとめて、その後その話題を出すことができれば、「こんなことまで覚えていてくれた」とお店に対する信頼・愛着が増すでしょう。

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