収納・整理の法則

4.適量の把握

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整理をする時、モノの適量を把握すればモノが増えることはありません。適量は各家庭によって異なります。それぞれのスタイルに合った必要なモノの量をしっかり考えてみましょう。

1衣類

自分がどれくらいの服を持っていれば1週間過ごせるのか考えてみたことがありますか?サラリーマンの方なら平日はスーツ、休日は普段着と、ビジネス服の量が多いと思います。例えばこの場合、季節ごとにスーツ・ワイシャツは5着までと決めてしまいます。一度決めたら、この所有数(ルール)を守り、新しいモノを購入する時は、古いモノを処分してから買うようにします。自分の適量が分かっていれば、購入時「処分しやすいモノ」or「リサイクル時高く売れるモノ」と、処分をする時のことまで気を配りながら買い物をするようになります。買い物に対する考え方が変わると衝動買いなども減り、モノに対する考え方も変わってくるでしょう。

2食器

食器棚には1年に1度も使用しない食器が存在しているかもしれません。使う食器・使わない食器に分けて整理してみましょう。基準は1年に1回でも使用するかどうかです。使うモノだけを食器棚に戻しましょう。戻した食器が自分の適量になります。枚数を確認し、意識しておくようにします。「もったいないから…」という考え方は、モノを大事にしている印象を与えますが、使わないモノを置くスペースを確保することの方がもったいないことも知っておきましょう。

3書類

書類を整理する方法として思い浮かぶのは、穴をあけてファイルに綴じるファイリングです。この場合、穴をあけるためのパンチ、綴じるためのファイル、ファイリングのためのキャビネットが必要になってきます。手間とお金を掛けてファイリングをした書類はそこまでして保管しておかなければならないものでしょうか。オフィスなどでは重要な書類はきちんとしたファイリングが必要な場合もあるかもしれません。しかしそれ以外の書類は…まずは書類そのモノを作らないようにデータで管理していきます。書類で保存する必要のあるモノはシンプルな紙製のファイルフォルダーや中がわかるOPP袋を用意し、その中に差し込んでいきます。基本的に書類は左側から差し込んでいきます。このように整理していくと、新しいモノは左側、古いモノは右側にあるので探す手間を省くことができます。ファイルボックスに収まる量を適量とし、年に数回整理する時、右側にある書類で不要なモノを抜き取って処分していけば、書類の量は一定に保たれます。

4雑誌・本

新聞・週刊誌など情報の新鮮さが大切なモノは比較的簡単に処分することができますが、雑誌などはまだ読み切っていないなどの理由から取っておくケースがよく見られます。気になるページは切り取って保存し、新しい号を買ったら古いモノは破棄するという癖をつけるようにしていきましょう。

本については、よほどの本好きの方を除いて一度読んでしまったモノを再度読む確率はかなり低いと言えます。読み終わったモノは1冊からでもリサイクルショップに持って行きましょう。最近はネットで情報収集が簡単にできるので、本当に必要な本だけを手元に残しておけば情報に取り残されることもないでしょう。

*モノの処分

衣類の場合、一般的に1年間着用していなければ処分対象とすべきと言われます。とはいっても、所有物の多い人はなかなか手放すことができないものです。「またいつか着るかもしれない」「高かったから」「お気に入りだから」など、結局、維持保管ボックスに入れても何年も保管してしまうことになりかねません。新しい衣類は増えるが古い衣類も処分できない…。この場合、タイミングと処分方法がポイントになります。

いきなり「不要だから」と処分してしまうと、後悔する場合があります。上手く手放すにはまず、一時保管ボックスの有効期限を決めましょう。「1年間使用しなかったが処分できないモノ」をボックスに保管して、さらに1年後にチェックします。ポイントは保存するためにスペースを確保する価値があるモノかどうかです。価値はない…と思った時が手放す時です。ただし、なかなか処分できないと言う人も少なくありません。そういう場合は、捨てるのではなく再利用という形で手放しましょう。決断がしやすくなります。ブランド物・高品質なモノについてはネットオークション・リサイクルショップなどで、よい値段が付くかもしれません。

また、大型の処分対象品は、処分費用がかかります。使わなくなった机、椅子、カーペット、衣装箪笥など数が多くなれば料金もかさみます。各市町村にはクリーンセンターなどが設置されています。直接持ち込むことによって料金を節約することもできるので、可能ならばそのような方法も考えてみましょう。

例:京都市→300キロまでなら100キロあたり1,000円(産業廃棄物除く)

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