売れる!売場づくり

4.在庫管理の重要性

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店に「品ぞろえの充実」を求める消費者はたくさんいます。

そこで大切になってくるのが在庫管理です。

また在庫が無い場合には速やかに発注しなくてはなりません。

◇POSシステム(Point of sales system・販売時点情報管理システム)

あらかじめ店頭にあるPOSレジ端末とバックヤード等にあるオフィスコンピュータをつないでおきます。

商品についているバーコードを、会計時にレジ端末で読み取ることによって商品の販売データを収集することが出来るシステムのことを言います。

単純にどの商品が何個売れたかを管理するだけでなく、来客数・平均購入単価や天気によって販売数がどのように影響を受けるかなど、あらゆる側面から売り上げ数の管理が可能になります。

バーコードを読み取ることでレジ効率のアップ・精算にかかる時間を短縮することも可能にしています。

各商品の売り上げ数をきめ細かく管理することで、店に残る在庫の数が把握できるので

必要なタイミングで効率よく商品を発注することが可能になり、定番商品や人気商品などせっかく売り場にあれば売れる商品が品切れ、というもったいない機会損失を防止することが出来ます。

また、あまり売れない商品を必要以上に仕入れることも防げるので、廃棄ロスの削減にも役立ちます。

◇デットストック(=不良在庫)

デットストックとは、売れずにいつまでも売り場に残っているか、あるいは店のバックヤードなどに置かれている状態の商品を指します。

売れない商品、入荷して時間が経過してしまった商品がいつまでも売り場に置かれていては、新商品を置く余地が無くなってしまいます。

また、お客様の側からしても魅力を感じない商品、売れてなさそうな商品がずっと置いてあるとわかると、売り場に新鮮さを感じなくなってしまいます。

◇デットストックをなくすには?

せっかく仕入れた商品でも、残念ながら意図したほど売れない、デットストック化してしまうことはあり得ます。

しかし売れないからと放っておくとそれが増えて、その後の仕入れに影響を及ぼすといった悪循環に陥りかねません。

デットストックを作らない、増やさないためのポイントを押さえておきましょう。

□入荷後何日経ったら「売れていない」と判断するべきか個々の商品の「売り時」を入荷時にあらかじめ決めておく

□「この商品は売れていない」と判断をしたときに、一旦その商品の陳列場所・陳列方法を変えてみる

□価格の割引・セール・在庫限りなどPOP広告を使って再アピールを試みる

□デットストックとなってしまった場合でも、どこにどれだけのデットストックがあるのか常に把握して、その情報を複数の担当者で共有しておく

デットストックはあくまで「売れ残り」であり、「資産」ではないことを理解して

作らない・増やさないようにしましょう。

◇ストック陳列

パッケージに入ったままの状態の商品を積み上げて陳列し、一番上にパッケージから出した状態の商品をサンプルとして一つだけ陳列する方法です。

商品の入れ替わりの激しい量販店ではよくこの陳列方法がとられています。

陳列の際にはパッケージの写真やイラストなどのデザインを良く見えるように陳列をすると、商品をより効果的にアピールすることが出来ます。

また店頭にストックをまとめて陳列してしまうため、バックヤードに置いたままその存在を忘れてしまうといったことを防止出来ます。

また、残っている商品の数が一目でわかるので、どの色・タイプの商品が良く売れているか把握が簡単に出来ます。

売れ行きの良い商品の場合、残り少ないことが一目でわかってすぐ発注出来るので、品切れを防ぐのにも役立つ陳列方法と言えるでしょう。

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