文章の苦手な方必見!

2.文章の基本

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文章を書くに当たって、基本となることがいくつかあります。
この、基本をおろそかにしていると、文章は上達しません。
基本をしっかりと抑えましょう。

大きな基本として、3つの要素があります。

何について書くか。
そのことについての理由。
一番言いたいこと。

以上の3つの要素は、日常で書くメモから論文に至るまでのどのような形式の文章にも当てはまる原則になります。

この3つの要素がきちんとわかりやすく読者に響くように書くことが、文章上達への早道となるでしょう。

次に、添削は必要だということです。

? ?誤字・脱字。
? ?脱字はないが、誤字がある。
→ 一重は“ひとえ”と読むが意味によっては「単」と書いて“ひとえ”と読む。
見知らぬ・未知らぬ などもキチンと理解して書く必要があります。

誤字ではありませんが、「山ぎわを染めていく陽」の「陽」は、「ひ」と読んでもらいたいものです。
ところが、常用漢字表では、「よう」という読みしかありません。
「陽当たり」を調べると「ひあたり」と読むことが出来ます。

このように、文章の雰囲気と感覚を大切にして文章に手を加えて下さい。
見違えるほど素敵な文章が作れます。

“漢字”と“仮名”の使い分け。

「自分達」→ 「自分たち」
「4月5日迄」→ 「4月5日まで」
「午前三時頃」→ 「午前三時ころ」

上記のように、→の前と後では雰囲気が変わってきます。
決して間違えた漢字ではないのですが、とても重く感じてしまいます。
[自分]や[4月5日]や[午前三時]の文字が文章の流れの中に
浮かび上がっていなければならないので、複数であることは軽く感じとってもらいさえすればいいわけですから、このような場合はさらりと平仮名で書く方がわかりやすく、感じが良いでしょう。

漢字を用いるか、平仮名にするのかをしっかりと判断します。
何となく漢字・平仮名といった風に使うのはタブーです。

名詞・動詞・形容詞の語幹はなるべく漢字で書くのが良いでしょう。

漢字が多すぎるのも困りますが、平仮名ばかりというのも、かえって読みにくくなり、
間違いを起こすこともあります。
例)
ここではきものをおぬぎください。
履物?着物?
どちらか判別がつきません。

以上のようなことを参考に、読みやすく、分かりやすい文章を書くことを勉強していきましょう。

最初に述べましたが、おろそかにしていると、文章は上達しませんので、意識をしていきましょう。

では次に、「改行」のルールを知ることです。

最初の言葉は一字下げて書き始めるのがルールです。
以下、改行するたびに、次の行は一字下げて書くのです。

一字下げと改行。
形式だけでなく文章のうえでとても大切な要素です。

読みやすく、筆者の言いたいこと、考えたことが、読者にリズムを伴って伝わる文章を書くためには、改行・一字下げルールを使い、視覚にも豊かな印象を与えましょう。

さらに、「削る」作業も加えましょう。

改行ではみ出してしまった分を削ることもありますが、書きながら、どんどん削っていく作業も付けたし、気が付いた瞬間に即座に削り、修正をしながら、書き進めていき整えましょう。

削るといっても、自分の書いた文章を削るということは、容易なものではありません。
目標をいくつか掲げてみましょう。

  • ?「これ」「それ」「あれ」のような代名詞がやたらと使われていないか。
  • ?同じ単語が重複していないか。
  • ?同じ内容の表現が重複していないか。
  • ?過剰すぎる「飾り言葉」が使われていないか。

以上の四点を意識しながら「削る」作業を行いましょう。
自分の文章でも、削る部分を見つけだすことが出来ます。

文章を書く作業で、添削・改行・削りの三つの作業をほとんど同時に行えると良いのですが、なかなか難しいですので、慣れないうちは、書き終わったあとに、この作業をする時間をとるようにしましょう。

少し細かくなりますが、文章を書く際にタメになることをいくつかご紹介します。

●主語と述語は避けないようにする。
どの述語に主語が繋がるのか、読者が混乱しかねないので。

●修飾語と修飾される言葉は離さない。
意味がぶれないため。

●漢字と平仮名は使い分ける。
先ほども述べましたが、意味によって使い分けましょう。

●漢字熟語を動詞として使わない。
新聞の見出しには、少ない文字で読者に伝えることができる文章ですが、
一般的な文章に使うととても読みにくいものとなります。
「公的援助を停止」「雇用の削減」など…

●広い意味を持つ動詞は言い換えたほうが良い。
「やる」→do のように理解しやすいように書き記す。

●「しかし」は必要な時だけ使う。

●「そして」「〜が」を乱用しない。「〜こと」「〜である」を多用しない。

● 助詞の「が」と「は」の使い分けや、読点の使い方の基本的なルールを知っておく。

●同じ言い回しを何度も使ったり、重言を使うとくどくなる。

●「○○的」「○○化」のような表現やカタカナはなるべく避ける。

●“ら”抜き言葉は使わない。
「食べれる」「起きれる」という言葉は、一般的ではないので使わない。

以上のことを意識して文章を書くようにしましょう。

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