印刷について

6.その他の印刷用語解説

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▲ アタリ

写真や図面の大きさ、または輪郭。「アタリを入れる」は、レイアウトする時に写真や図版が入る位置を線、または仮の図版で示すこと。

▲ 追い込み

行頭禁則文字などを改行せずに文章を前の行に続けること。⇔「追い出し」

▲ 解像度

一定の幅にどのくらいの点が打てるかを表す数字。デジタル機器ではドット単位で表現するので単位はdpi(1インチ当たりのドット数)を使用。

▲ 角版

写真などを切り抜かず、正方形や長方形といった単純な形で使用すること、その形に仕上げること。

▲ 紙焼き

写真原稿としてネガフィルムあるいはポジフィルムから印画紙にプリントすること。またはプリントしたもの。

▲ カラーフィルター

可視光の特定波長域の光のみを透過させるフィルター。CDやMOSなどのイメージセンサ、液晶や有機ELなどのディスプレィや液晶プロジェクターなどで使用されている。

▲ ケイアタリ

写真や図版が入る位置を示す外枠線が実際の印刷では必要ない場合、ケイアタリ(アタリケイ)と指定しておくと、単なる目印として写真や図版は罫線で囲まれなくなる。

▲ サーマルプリント

特殊な紙(感熱紙)に熱を加えて直接記録する印字方式。FAX、POSレジ、自動販売機など広く使用されている。

▲ 重合

モノマー(低分子の単位液状物質・単量体)からポリマー(高分子物質・複合体)を合成する反応のこと。

▲ セッター

画像を含む文書データをイメージデータ(1画素ごとデータ)に変換し、フィルムや印画紙またはCTPプレートに直接路甲露光・現像する装置のこと。

▲ 前駆体(プレカーサー)

ある物質を得るための前段階の物質のこと。低分子有機物は一般的に溶剤に不溶だが、溶剤に可溶な前駆体を用いて、低分子有機物でも塗布・印刷が可能となる。

▲ 単結晶

どの位置でも結晶軸の方向が同じで、空間的に同じ繰り返しパターンを持つ配列をしている物質(結晶)のこと。

▲ 定着

電子写真記録方式においてトナーを被記録材料に固定させるプロセスセスのこと。また、現像直後のフィルムから余分な感光材を取り除く処理のこと。

▲ 電子写真

光導電性材料(感光体)と着色微粒子(トナー)を用いて、帯電、露光、現像、転写、現像のプロセスを経て紙などに画像を形成。複写機やプリンタで用いられている。

▲ トリミング

画像データなどで、画面の必要な部分だけ抜き出して使用すること。またその作業。

▲ 捺染

染顔料を用いて、型やデータに基づいて模様を付けた後、熱処理によって固定化する染色方法のこと。

▲ ナノインキ

ナノサイズの超微粒子をインキ化したもの。超微粒子には金・銀・プラチナ・銅などの金属が用いられる。水のように流動性が高く、インクジェットでプリントが可能。

▲ 粘度

液体やインキなどのねばりの度合いのこと。粘度の単位はポアズ・パスカル・秒を使用。

▲ パッド印刷

凹版にインキを流し、転写体(パッド)を接触させてインキパターンを転写、被印刷物に転写体を接触させてインキを転写する印刷方式のこと。ボールなどの曲面印刷に用いられる。

▲ ビニール引き

塩ビ、酢酸ビニール、アクリル樹脂などをローラーで紙や布に塗布する加工方法。本の表紙やカバーの光沢を出したり、耐久性向上のために行う。

▲ フォーム用紙

パンチやミシン目加工が施された出力用紙のこと。

▲ プリンタブルエレクトロニクス

印刷やプリント技術を用いて電子部品などを作る手法。また、その手法で形成されたディバイス・電子回路・基板のこと。

▲ プレスコート

ビニール引きした印刷面に加熱した金属板で圧力をかけてコーティングする加工方法。

▲ ポストクリプト

プリンタへ命令するための言語であるPDL(ページ記述言語)の一種で、PSと略される場合もある。DTPの世界ではほとんど標準的な地位を占めている方式で、同一データでも出力する機器の性能に応じて解像度が変わる特性を持っており、DTPレベルから本格的印刷まで広く対応できる能力がある。

▲ マーキング

製品の個装や包材に製造年月日・賞味期限・生産ロットナンバーなどを印字すること。

▲ 面付け

原紙1枚に対して裁断時の無駄が出ないよう複数ページを割りつけること。印刷後の折加工の状態まで考慮して割り付けられる。

▲ 有機半導体

ペンタセン・フタロシアニン類

▲ ラミネート

表面加工の1つで、プラスチックフィルムやアルミなどの箔を紙などに貼り合わせること。光沢を出したり、防湿、防水などの目的で行われる。

▲ レジストレーション

カラー印刷を、CMYKの全版100%で印刷すること。版ズレの有無確認に限られる。

▲ ロール・トゥ・ロール

ロール状の基材を用いて回路パターンなどを形成し、再びロール状に巻き取る製造方法。印刷技術を組み合わせることで、製造コストが大幅に削減可能。

▲ DPS

Data Print Serviceの略。企画からデータ処理・出力・発送までを一体的に実施するサービスのこと。

▲ IPA

イソプロピルアルコールのことで、オフセット印刷の湿し水の表面張力調整剤(濃度は5%未満が基準)として使用される。

▲ POD

プリント・オンデマンドの略。必要な時に必要な部分を出力するプリント形態のこと。

▲ SIJ

スーパーインクジェットのことで、家庭用IJプリンタの1000/1の体積の微小液滴を印字可能。

▲ UV

Ultra Violetの略で、紫外線のこと。波長は100#なみ#400nmで、可視光より短い波長域の光。印刷・プリント分野では、塗布されたインキやニスなどの重合に紫外線が利用されている。

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