マーケティングによってすべてがかわる

5.新製品開発

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新製品開発について

製品開発の流れは、アイデアではじまり、コンセプトの明確化にて、マーケティング戦略を組み、そして評価で決まります。
製品開発する上で基本的に必要な情報としては、

  • 1.顧客のニーズやウォンツ
  • 2.競合他社の製品・技術の動向
  • 3.製品の使用実態の調査
  • 4.外国や他社の成功製品
  • 5.特許情報
  • 6.需要領域の可能性の探索
  • 7.製品のクレーム対応
  • 8.代替品の情報
  • 9.新素材・資源情報

などがあり、製品開発する上で最低必須条件です。
また、製品開発を進める上でシーズ型とニーズ型があり、両者を両立・合致させることが必要になります。
シーズ型は顧客ニーズそのものよりも、技術的な新しいアイデアによって、新製品や新規事業が生み出される状況をさし、あくまでも最初の出発点が技術からスタートしたものをいいます。
ニーズ型は顧客のニーズをすべてのマーケティング活動の原点ないし出発点としています。たとえば、何か解決できる方法を探すという視点で製品開発が始まるといった感じです。
このシーズ型とニーズ型を両方もつことでヘッジしていくことができます。
たとえば、ニーズ型では市場の面では密接な関連性を維持できても、技術面では関連性を失う可能性があります。また反対にニーズ型でたとえ新たな顧客ニーズを発見したとしても、密接な関連性が維持できなければ技術的に解決できても戦略行動に結びつけることができないことがあるので両方をもって補えるところをバランスよく天秤にかけることでいい活かし方ができます。

新製品開発のプロセスの流れ

新製品開発のプロセス

新製品のアイデア評価表

項目 評価内容
販売の可能性 市場の大きさ・成長性・需要の安定性
ライフサイクルの長さ・競合状態・参入障壁
開発の可能性 技術の可能性
設備投資の規模
原料の入手可能性
自社長所の活用 研究開発
生産技術
生産コスト
販売力
既存製品との関係 販売ルートとの関係
製品ラインとの関係
季節変動・景気変動
余った資源の活用
採算性 売上高と伸び率
他商品への影響度
投資利益率
採算までの到達期間
最悪損失

アイデアの主な情報ルート
アイデアの情報ルートの取得としては
内外の需要家・ユーザー
販売チャンネル
原料メーカー、仕入先
クレーム情報
消費者モニター
大学・研究機関
研究会、セミナー
内外の見本市・展示会
専門誌・学術誌・業界誌・
専門家
その他

などから得られます。

コンセプトは製品開発の基本柱

製品開発におけるコンセプトには、開発テーマを設定するための開発コンセプトと、そのテーマに基づいてアイデアを抽出し、具体的な製品開発に結び付けていく製品コンセプトとがあります。
製品コンセプトは製品づくりの要であり、その良し悪しで製品の命がきまるといってもいいぐらいです。
そのためサンプル作りには、かなり入念になります。製品本体だけではなく、製品を包む包装物(OPP袋など)も含めて最終チェックします。

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