マーケティングによってすべてがかわる

4.標的市場

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ターゲット・マーケティングは標的市場の設定できまる

市場を設定する場合の視点には3つあります。

無差別マーケティング
これはひとつの製品、ひとつのマーケティング・ミックスによって市場全体を訴求し、可能な限り多くの顧客を確保する手法です。
差別化マーケティング
それぞれの市場セグメントに異なった製品とマーケティング・ミックスを用意し、いくつかの市場セグメントにアプローチしていく手法です。
集中化マーケティング
自社の能力が最大限に発揮できる、ひとつないし少数の市場セグメントにターゲットを絞り、このセグメントに対して最も適した製品とマーケティング・ミックスを構築してアプローチしていく手法です。

市場をマーケット・セグメンテーションによって適切に細分化したら、次にどのセグメントに参入すべきかを決める必要があります。
市場参入を決定した市場は標的市場(ターゲット・マーケット)と呼ばれます。
ターゲット・マーケティングは、さまざまな市場セグメントの市場機会を明らかにしますが、セグメンテーションから市場選択に至るこのプロセスをマーケット・セグメンテーションと呼びます。
企業がいったん参入すべき市場セグメントを決定すると、自社の市場位置の設定をする必要があり、市場セグメントを決定する評価基準は、市場の本質的魅力と自社の経営上の強みになります。
「どのような顧客の・どのような満足を」充足していくのかがマーケティングの本質であるならば、まさに標的市場の設定はマーケティング活動の中でも最も重要な意味を持ちます。

製品とは

製品には中核的(核)・実際的(形態)・拡大的(付加機能)の三つの段階で成り立っています。
製品とは、ニーズやウォンツを満足させるため、注目され、入手され、使用され、消費されることを目的として市場に出されるすべてのものを意味します。
製品開発をしていく上で、製品を三段階にわたって考える必要があります。
基本的な段階は中核的製品で、顧客はいったい何を買おうとしているのかという問いに答えます。顧客が求めているのは製品そのものではなく、消費して利用することによって得られるベネフィット(効用)なのです。
中核的製品を品質、特性、スタイル、ブランド名、包装、価格などによって実際的製品にしていきます。
最後に拡大的製品にしていくには、商品だけではなく、その商品の周辺のすべてのものを取り囲んでいくことをいいます。
たとえば、包装物(OPP袋)などで考えるとおもしろいかもしれないですね。
製品としてはメインにはならないモノです。商品を入れる包装物なのでサブ的なモノですが、あるとかならず重宝され、使う人によって様々な使い道にわかれていくモノだからです。

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