インフルエンザについて

6.インフルエンザの準備と対策

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インフルエンザを予防するためにはどのような方法があるのでしょうか。

■ワクチンの接種■

一度ワクチンを打つと体内に免疫が出来て、かかりにくくなるため効果的とされています。

● 不活化ワクチン
ウイルスを化学処理し、感染性をなくします。
鶏の有精卵を用いて作られ、製造に1年以上かかります。
安全性は非常に高いと言われています。
卵アレルギーの患者に接種すると、ショック症状が起こる可能性があります。

● 生ワクチン
  ウイルスを弱毒化したワクチンです。
患者の鼻に噴霧して接種します。
安全性の不安があります。
ウイルスが強毒化する可能性もあるからです。

● 成分ワクチン
ウイルスの抗体を誘導するためのたんぱく質を接種します。
安全性は高いと言われています。

● プレパンデミックワクチン
パンデミックの発生前に用意するワクチンのことを指します。
鳥インフルエンザウイルスに対して製造されています。
発病を完全に防ぐことはできませんが、重症化を防ぐとされています。
摂取対象者は医療関係者などが中心です。

● パンデミックワクチン
新型インフルエンザ発生後にそのウイルスから製造するワクチンのことを指します。
国民全員に摂取する計画はありますが、現状では予測不可能な状態です。

新型インフルエンザワクチンと季節性インフルエンザワクチンをそれぞれ接種しておく必要があります。

■インフルエンザの治療薬■

新型インフルエンザの治療のためには抗インフルエンザ薬が効果的とされています。
● タミフル
● リレンザ

いずれも医師の処方箋が必要です。
個人が薬局で購入することはできません。
また、体内のウイルスの増加を防ぐ作用はありますが、感染を防ぐ作用はありません。
発症後出来るだけ早く服用することが必要です。
また、発熱してから48時間以内に服用しないと効果が低くなるともいわれています。
必ず医師の診察を受けましょう。

■日常生活に対する備え■

事前にしっかりとした準備が求められます。
9月には学校が再開します。秋から冬場は流行が大きくなる時期でもあります。

いざというときに慌てることのないように、家族での行動計画も立てておきましょう。
非常時の連絡先も控えておきましょう。

流行は2ヶ月間続くと予想されているため、買い置きも必要です。
必要なものをあげてみましょう。

感染防止用品 マスク うがい薬 ゴム手袋 ハイター 消毒薬 ウエットティッシュ
食料品 米 パン 菓子類 味噌 醤油 インスタント食品 レトルト食品 飲料水 缶詰 (赤ちゃんのいる家は粉ミルクなど)
家庭内看護用品 アイスノン スポーツ飲料 体温計
日常品 トイレットペーパー 生理用品 ティッシュペーパー 石鹸 ビニール袋 ラップ 歯ブラシ
常備薬 胃薬 持病の処方薬
災害対策品 懐中電灯 ラジオ カセットコンロ 電池

無駄のない備蓄のコツも考えておく必要があります。
食品の消費期限をよくチェックし、計画的に消費していきましょう。
一つ余分に購入する癖をつけておくとよいでしょう。

■その他■

新型インフルエンザ対策には正しい知識を持つことも大切です。

自分や家族を守るためにも、常日頃より勉強して備えておきましょう。

流言飛語に惑わされず、落ち着いた対応が重要です。
また節水・節電などライフラインの維持も必要です。

パニックを防ぎ、二次的な被害が広がらないようにしたいものです。

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