印象を良くするDM

3.ダイレクトメールをもらってうれしいと思わせる工夫

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◇こちらの買って欲しい気持ちだけを押しつけない

FAXによるダイレクトメールは、送る側から考えるとコストも低く抑えられ、確実に相手の目に触れる方法として有効と言えるかもしれません。

しかし受け取る側に立って考えてみましょう。

FAXは送られてくると受信側は受信拒否が出来ません。

しかも受信の際は受信側が用紙やインク等を消費する、つまりは負担することになります。

それなのに、受信した情報が全く欲しくない情報だったらどう思うでしょうか?

「欲しくもないのに勝手に送ってきた。紙が無駄になった」

とその印象は最悪なものとなります。

あくまでも「この情報が送られた人にとって有益な情報かどうか」を考えることは、ダイレクトメールの制作において一番重要なことです。

◇相手の気持ちになって送るために気をつけたいポイント

・その1 発送日

受け取る側から言い換えると「いつ受け取ったら開けようとする可能性が高いか」ということです。

〈曜日〉

仕事に忙しい月曜日〜金曜日は時間的に余裕が無い可能性が高いです。

時間に余裕がある週末にゆっくり読んでもらうには金曜日に配達されるように発送しましょう。

〈時間帯〉

企業などにおいて午前中は忙しく、緊急性のないダイレクトメールは放っておかれる可能

性が考えられます。

業種によっては午後の方が忙しい場合もあります。

〈お盆・年末年始〉

帰省等で不在の可能性が高く、配達後すぐ開封されない可能性も考えられます。

年末年始は年賀状の配達などで郵便事情が通常と異なり、配達までに思わぬ時間がかかることも考えられます。

このような時期は避けるのが賢明でしょう。

〈ボーナス支給時期〉

ボーナスの使い道を考え始めるころに有用な情報が届くと興味を持ってもらえる可能性も高まります。

〈前回購入した商品がそろそろ買い替えを検討するであろう時期〉

詳細な顧客情報が手元にあって発送する場合、前回購入時期からある一定期間過ぎた頃に送付すると買い替えを促すのに役立つ可能性があります。

どのタイミングにも共通して言えることは、

いつ送れば相手にとってジャストタイミングの情報となり得るかを考えることが大事

ということです。

もし、そのタイミングを逃してしまった時は、無理にタイミングをずらして送っても、その役目を充分に果たせず無駄に終わることもあり得ます。

タイミングを逃したら次のタイミングを待つことも大切です。

・その2 クーポン・オファー(特典)

ダイレクトメールによく同封されるものとして割引クーポン券があります。

その店を定期的に利用している人にとっては価値のあるものですが、その店に魅力を感じていない、これまでに行ったことのない人にとっては何の価値もないものでしかありません。

その点からただの割引券ではなく、

☆特別な感じを持たせる

☆会員様限定

☆上得意様のみの特典

といったように「あなただけ」「特別扱い」である印象を強くしてみてはどうでしょうか。

またダイレクトメールでは、商品を実際に手に取ったり動かしたりということはできません。

代わりに、ダイレクトメールを読んだ後にある手続きをすることでサンプルや資料の申し込みをしてもらうように促し、買う前に分かっておいてほしい商品に関わる情報をさらに伝えるのです。

ここで注意したいのはそのサンプルや資料の申し込み方法です。

出来る限りわかりやすく、簡単に。

最近では同封の申込書に記入して返送してもらう以外に電話やインターネットを用いて申し込みをしてもらう方法が一般的になってきています。

・その3 封入物の入れ方・折り方

幸運にして、ダイレクトメールが開封されたとします。

さあ封筒の中には何が入っているのかな、、、と思ったらなかなか中身が封筒の隅に引っかかって取り出せない。

イライラして「もういいや」とゴミ箱行きになってしまうかもしれません。

あるいはパンフレットを取り出した瞬間に、

☆ぱっと興味を引くタイトルが目に飛び込む

★何かよくわからないが文字がいっぱい、難しいことが書いてありそうな雰囲気。

どちらなら取り出して詳しく読んでみようと思うでしょうか。

封筒を開封して、中身を取り出して、レターやパンフレットを読んで、申込用紙でサンプル申し込みをする、、、というこちらが理想とする一連の行動をし易いように、流れに沿う封入物の入れ方をしておく必要があります。

レター→ブローシャー→フライヤー→申し込み用紙

封筒から取り出した時、上記の順番で重なっているように封入しましょう。

封筒にパンフレットを入れる際、三つ折りにして入れることが良くあります。

この折り方も折ったときにどの面が見えるように折り曲げ、封入するかによって印象が全く異なってきます。

手紙の書き方

折り方を工夫するか 初めから折ることを意識したデザインにするか

透明封筒では特にどの面を見せるかが重要になります。

・その4 返信用はがき・申込書の記入例

申込書は出来る限り簡単にわかりやすいものを同封しましょう。

記入項目も必要最低限に抑えることが大切です。

せっかく申し込みしてみようと思っても、その手続きが煩雑だと「面倒ならいいや」

となってしまいがちです。

記入例などを添えて、どんな人でもわかりやすい申込書を用意しましょう。

手紙の書き方

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