心をつかむキャッチコピー

9.分かりにくいキャッチコピーとは

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伝わりやすいキャッチコピーに対して、伝わりにくく分かりにくいキャッチコピーとはどのようなものでしょう。前項のキャッチコピーの方程式と比較してみましょう。

注目⇔平凡・ありきたり・無難
平凡な言葉を選んでしまうとお客様の注意や関心を引くことができません。

・おいしいプリン販売しています
・とっても簡単に作れます
・たくさんの種類の野菜を揃えています

どのようにおいしいのか、どれくらい簡単なのか、具体的に何種類揃っているのか、お客様がイメージできる情報が全く見当たりません。つまり、平凡な言葉の羅列ではキャッチコピーとしての役割が果たせないのです。

商品の特性⇔平均的な商品の特徴
商品の特性をアピールしてお客様の興味をさらに引き出さなければ、お客様の心を動かすことはできません。

・熊本産の早摘みイチゴです

産地を紹介しただけでは、他との比較は難しいものです。イチゴの産地は熊本以外にも、栃木・福岡・長崎・佐賀・静岡と多数あります。その商品にしかない特性をアピールしなければ、手に取ってもらえたとしても購買意欲を高めるまでの効力は発揮できないでしょう。

商品の魅力アピール⇔単なる商品説明
商品を見てキャッチコピーを考えると、ついつい商品の説明をしてしまいがちです。

・軽くてシンプルなスポーツシューズです

「軽い」というキーワードは持ってみれば分かります。「シンプル」なデザインは一目瞭然でしょう。店頭・写真・動画を見れば分かるキーワードをお客様に伝えても、お客様には響きません。より具体的で伝道力の強いキーワードを思い浮かべるためには、商品を眺めながらではなく、商品を使用するところをイメージしたり、試食しながら考えた方がよいでしょう。

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