心をつかむキャッチコピー

3.お客様のセグメンテーション

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マーケティング戦略には、5W1Hの法則が有効と言われていますが、これはキャッチコピーにも当てはまります。

5W1Hの法則
・Who(誰に)  ・Why(なぜ) ・When(いつ) 
・Where(どこで) ・What(何を) ・How(どんな手段で)

「誰に」、つまり対象となるお客様の特性・価値観・ライフスタイルなどを意識しながらターゲットを決めるのです。お客様層を絞って、まずはどんな人に伝えていくのかを明確にしましょう。 分析するポイントは、年齢・性別・職業・家族構成・学歴・居住地域などがあり、これらはお客様をイメージする上で必要な情報となります。しかし、多様化している現代の生活の中では、さらに細かく「個人」を意識していくことも大切です。 小さなお子様のいる年収600万円以上の主婦でも、「将来のために貯蓄を重視する方」と「お子様のために健康を第一に考える方」とでは、野菜の選び方は異なります。前者は1円でも安い食材を求め、後者は多少割高でもこだわりの食材を購入するでしょう。 例えば、トマトを販売する場合、

・産地直送の完熟トマト! とってもおいしくてヘルシーです

このキャッチコピーはターゲットを絞っていないので、お客様全般に対して作ったキャッチコピーと言えます。しかし、

・産地直送、鮮度抜群! 無農薬のこだわり完熟トマトです

「無農薬」というキーワードを入れるだけで、健康志向のお客様は敏感に反応を示すでしょう。さらに、普段健康を意識していないお客様でも、「普段は気にしてないけど…」と無農薬野菜の大切さを認識される場合もあります。万人に向けてアピールするのではなく、少数でも確実な対象者に訴求していくことが重要なのです。 セグメンテーションをしていけば、強調すべきポイントが明確になるので、この商品を必要としているお客様により伝わりやすくなります。それはさらに、対象者以外の方に対してもメッセージ性のあるものにもなり得るのです。つまり、ターゲットを絞ることでマーケットが広がる可能性もあると言えるのです。 情報については、会員募集・アンケート・紹介・懸賞など様々な手段で収集することが可能です。集めた個人情報は取り扱いに注意しながらリスト化し、データベースとして活用していきましょう。

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