CPP 袋(シーピーピー袋)とは?
CPP袋とは、無延伸ポリプロピレン(Cast Polypropylene)の略称です。 分かりやすく言うと、ポリプロピレンから作られた、ツルツルで、ヌルっとした触感の透明袋です。無色透明で引っ張り強度があることから、 強度が必要な商品の包装や、重量のあるDM(ダイレクトメール)の発送用の袋として使われております。
一方で透明度が高くパリッとした質感の透明袋はOPP袋と言います。 これは花屋さんで使われるラッピングや、ケーキのフィルムにも使われている製品です。
同じポリプロピレンから製造されていますが、透明度を重視するか、 引っ張り強度を重視するのかで、選び方が変わってきます。
またご注意して頂きたい事項として、OPP袋(Oriented Polypropylene)とCPP袋は 頭文字の"C"と"O"が非常に似ているため、非常に紛らわしいので注意が必要です。
このため、弊社では、原材料の手配等においては、CPP袋(シーピーピー袋)とカタカナで補記を入れる事を社内ルールとしております。
最後に留意点ですが、CPP袋の特徴として、破れにくいのですが、 マイナス気温等になると、衝撃に弱くなるという点です。 例えば、冬に北海道にお送りになる重たいDM(ダイレクトメール)が衝撃で破損してしまったという 事例はたまにお伺いすることがあります。ワークアップでは、この寒さ対策として、別に寒さに強いLLDPE袋というのもご用意しております。